やさしい家庭電気・情報・機械 サポートページ

薮哲郎
最終更新 2023.12.22

このページでは「誤り訂正」「補足事項」などについて告知します。
授業用のパワーポイントファイルも配布します。

本書を読まれて、誤りを発見された方、疑問点がある方は までメールでお知らせください。


授業用パワーポイントファイルの配布

ここ をクリック

訂正・補足事項

p.51 1行目

低圧電路地保護指針 → 低圧電路接地保護指針

p.42 2.2 節タイトル

宅内配線
 ↓
屋内配線

(コメント)

誤解していた。 分電盤を含む 100/200 V の電気の配線を「屋内配線」と呼ぶ。 「宅内配線」は光ファイバ、LAN ケーブル、アンテナケーブルなどの配線を指す。

p.94 電子レンジの節の8行目/p.95 下から 3, 5 行目

2.54 GHz
 ↓
2.45 GHz

(コメント)

確認不足であり、恥ずかしいミスである。

p.54 8行目~ の記述を訂正

漏電遮断器はaとbの電流値が異なる状態が0.1秒以上続いたとき、回路を遮断する。
  ↓
漏電遮断器はaとbの電流値が異なるとき、0.1秒以内に回路を遮断する。

(コメント)

微妙な差であるが、誤った記述をしてしまっていた。

p.53 下から7行目 ~ p.54 1行目 の記述を訂正

・図2.18 を削除
・「こうしておけば、~電流は流れない。」を全て削除

以下の文章を追加

こうしておけば、漏電が発生すると、図2.16 (b) のようにアース線に大きな電流が流れ、漏電遮断器のaとbの箇所で電流差が生じる。これを漏電遮断器が検知して回路を遮断する。人が触れる前に、漏電が発生した時点で回路を遮断するので、感電を未然に防ぐことができる。
 また、漏電が発生した瞬間に人間が機器に触れていた場合でも、感電時間を最小限にすることができる。

印刷用……印刷して切り取って、本に貼り付けて下さい。

(解説)

この部分は奥が深い。 詳細な考察(A4 約20ページ)が これ である。

p.71 6行目

脳にダメージ与え
  ↓
脳にダメージ与え

p.139 脚注10

メールサーバ
  ↓
smtp サーバ

p.46 上から5行目

図2.10 は左手から両足を通って電流が流れたとき
 ↓
図2.10 は左手から両足を通って15 Hz~100 Hzの交流 電流が流れたとき

(解説) 周波数が抜けていた。

(参考文献) IEC-60479-1 Edition 1.0 2018.12 Figure 20

p.47 上から10行目

安全であると提唱した
 ↓
安全である(心室細動は起こらない)と提唱した

(解説) 安全の定義が抜けていた。「心室細動が起こるか否か」が「安全/危険」 の境界である。すなわち生死の境目を境界としている。

(参考文献)
・低圧電路地絡保護指針 日本電気協会 JEAG8101-1971 p.23
・武田幸男ら, 非接地電源系における電気機器などの接地について, 日本舶用機関学会誌 vol.13, no.10, pp.786-791 S53(1978)