Arduino でリモコンの信号を受信し、 ファイルに記録します。
1. 配線作業 以下の配線をします。 Arduino の 5V ---- 基板の + Arduino の Gnd --- 基板の Gnd Arduino の 2(注意! A2 ではない) ---- 受光素子の out パソコンの USB 端子と Arduino の USB 端子を接続します。 2. Arduino IDE の操作 Windows パソコンで Arduino IDE を起動します。 ツール ---- マイコンボード ツール ---- シリアルポート を正しく設定します。 ir_recv4.ino(漢字コードは UTF-8)を読み込み、 「マイコンボードに書き込む」を実行します。 「ツール」→「シリアルモニタ」でシリアルモニタを起動します。 ボーレートは 57600 band に設定します。 3. リモコンの信号を受信する リモコンのボタンを押すと、シリアルモニタに信号が表示されます。 メモ帳で signal.txt という名前のファイルを新規作成し、 以下のような内容にします。 見出しの行を書き、続いて、信号をコピペして貼り付けます。 見出し「check」とその次の行「40 10 0」は、動作チェック用です。 この 2 行だけは、見本通りに書いてください。 その次の signal_1 などの見出しは、 皆さんが好きなように名前を付けてください。 記録する信号の個数に制限はありません。 最後の xxx data is received (not include last 0) の行は省略可能です。 --------------- signal.txt ここから ------------ check 40 10 0 signal_1 55 27 7 6 8 19 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 7 6 8 6 8 6 8 6 8 19 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 7 6 8 6 8 6 8 19 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 19 8 6 8 19 8 19 8 19 8 19 8 6 8 6 8 19 8 6 8 19 8 19 8 19 8 19 8 6 8 19 8 255 255 255 255 141 55 27 7 6 8 19 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 19 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 19 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 19 8 6 8 19 8 19 8 19 8 19 8 6 8 6 8 20 7 6 8 19 8 19 8 19 8 19 8 6 8 19 8 255 255 255 255 141 55 27 8 6 8 19 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 7 6 8 6 7 6 8 19 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 19 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 8 19 8 6 8 19 8 19 8 19 8 19 8 6 8 6 8 19 8 6 8 19 8 19 8 19 8 19 8 6 8 19 8 0 307 data is received (not include last 0) signal_2 55 27 7 6 8 20 8 6 7 6 7 6 7 6 7 6 7 6 7 6 7 6 7 6 7 6 7 6 8 20 8 6 8 6 8 6 8 6 7 6 8 6 8 6 8 6 7 6 7 20 7 20 8 6 8 6 8 20 8 6 7 6 8 6 8 6 7 20 7 6 8 6 8 6 8 6 7 6 7 20 7 6 8 6 8 6 8 6 8 20 8 6 7 6 8 20 8 19 7 255 255 255 255 147 55 27 7 6 7 20 8 6 8 6 8 6 8 6 8 6 7 6 8 6 8 6 8 6 7 6 8 6 7 20 8 6 7 6 8 6 8 6 7 6 7 6 7 6 7 6 7 6 7 20 8 19 8 6 8 6 8 20 8 6 8 6 8 6 8 6 8 20 8 6 8 6 8 6 8 6 7 6 8 20 8 6 8 6 8 6 8 6 8 20 8 6 8 6 8 20 8 19 8 0 203 data is received (not include last 0) ------------------ signal.txt ここまで -----------------
以下の配線を行って、配線を完了させます。
Arduino 7 ----- 基板 赤色 LED 入力 Arduino 13 ---- 基板 赤外線 LED 入力 基板の赤外線 LED 接続用端子に「赤外線 LED」を接続します。 プラスマイナスを間違えないようにします。 温度測定機能をつける場合は、以下の配線も行います。 5V -------- LM35 の Vcc 端子 Gnd ------ LM35 の Gnd 端子 Arduino A0(Analog input A0) ---- LM35 の出力端子
Arduino IDE を起動し、ir_send4.ino(漢字コードは UTF-8) をオープンして「スケッチをマイコンボードに書き込む」を実行します。 以下の方法で、動作チェックを行います。 シリアルモニタを起動し、9600 band に設定します。 (注意!) 先ほどは 57600 baud でした。9600 baud に変更することを 忘れないようにして下さい。 以下の文字を送信用のテキストボックスに入れ、 「送信」ボタンを押します。 m40.10.0. このコマンドは誤っているので、エラーが発生します。 わざとエラーを起こさせて、エラーを示す赤色 LED が点滅する ことを確認します。 赤色 LED が 5 回チカチカしたら、 Arduino は正常に働いています。
今後は Arduino IDE は使いません。Arduino は Windows パソコン からではなく、Raspberry Pi から命令を受け取ります。 Windows パソコンの USB 端子に接続していたソケットを、 Raspberry Pi の USB 端子につなぎ換えます。