2019.11 初版作成
バレーボールの得点掲示板のプロトタイプです。 バレーボールだけでなく、卓球などにも使えると 思います。
小さな液晶を使っているので、実用に使うには大きな液晶を 使い、Arduino から電流を供給するのではなく、 別電源から電流を供給する必要があります。 Arduino の出力はスイッチング用トランジスタを on/off するために 使ってください。
ボタンが 3 個あります。 ボタンA, B は各チームの得点を 1 点増加させます。 長押しでクリア(0 点にする)です。 C ボタンはマイナス用ボタンで、C ボタンを押しながら A, B ボタンを 押すと 1 点減少させます。
ブレッドボード上の試作品が以下のような感じです。
ユニバーサル基板上に実装し、ケースに入れたのが以下です (製作:2017 年度入学 新屋智大さん)。
全体
内側
1 桁表示するとき、最大で 7 個の LED を光らせます。 Arduino の 1 つのピンから供給できる最大電流は 40 mA なので、 1 個の LED の電流は 40 mA ÷ 7 = 5.7 mA 以下に抑える必要が あります。5 V の電源で測定してみると、電流制限用抵抗と 電流値の関係は以下のようになりました。
抵抗 | 電流 |
---|---|
470 Ω | 7.25 mA |
560 Ω | 6.00 mA |
620 Ω | 5.44 mA |
680 Ω | 5.03 mA |
電流制限用の抵抗は 620 Ωに設定しました。
時分割して表示するために、MsTimer2 というライブラリを 使用します。