GIMP 2.10 の覚え書き

初版作成  2018.10.17
最終更新  2018.12.18


◆◆ 表示倍率の変更 ◆◆

(1) 画面左下の -- % のテキストボックスで指定する

(2) 「ズーム」のアイコンをクリックし、画面上でクリックする。
  ctrl を押しながらクリックすると縮小

◆◆ 表示領域の変更 ◆◆

(1) 画面下・右のスクロールバーを操作

(2) space を押しながらドラッグ

◆◆ ウィンドウサイズの自動調整 ◆◆

「表示」→「ウィンドウサイズを合わせる」で画像ウィンドウのサイズが
画像のサイズ(解像度)に自動調整される。

◆◆ ウィンドウの構成 ◆◆

ウィンドウ --- シングルウィンドウモード

を選ぶとウィンドウが 1 つにまとまる。
この方が扱いやすいかもしれない。

インターフェースとして以下の重要な操作法を
知っておく必要がある。

 ◆ タブをドラッグすると、独立したウィンドウとなる

 ◆ 独立したウィンドウの「タブ(ウィンドウの縁ではない!)」を
   ドラッグすると、ドッキングする。
   ドッキング先はツールボックスの下側領域 or メインウィンドウ右端の縁

   離す位置によって、結果が異なる。
   - タブ領域で離すと 2 つのメニューが重なって表示され、タブをクリックして選ぶ。
   - それ以外の場所で離すと 2 つのメニューが横方向に並ぶ。

作業時に必須のウィンドウ

「ツールボックス」「ツールオプション」は必須
「レイヤー」も必要な場合が多い。

> ツールボックス

ツールボックスを閉じてしまったときの対処法

「ウィンドウ」→「最近閉じたドック」あるいは
「ウィンドウ」→「ツールボックス」  あるいは
「ウィンドウ」→「新しいツールボックス」

> ツールオプション

ツールボックスの横幅を拡大して、下側に
「ここにドッキング可能なダイアログをドロップできます」と表示させる

「ウィンドウ」→「ドッキング可能なダイアログ」→「ツールオプション」
でツールオプションウィンドウを表示する。

タブ(ウィンドウの縁ではない)をドラッグしてドッキングさせる。

> レイヤー

「ウィンドウ」→「ドッキング可能なダイアログ」
で個別に開いた後、「チャンネル」のタブをレイヤーの
ウィンドウにドラッグする。

◆◆ ファイルのセーブ ◆◆

「保存」「名前をつけて保存」では gimp の独自形式である
拡張子 xcf ファイルが作成される。

gif, png, jpeg などの形式で保存するには
「... に上書きエクスポート」あるいは
「名前を付けてエクスポート」

◆◆ トリミング ◆◆

1. ツールボックスの中の「切り抜き」をクリック
2. 画像ウィンドウで、切り抜きたい範囲をドラッグ
3. 四隅の正方形の領域でクリック

◆◆ 解像度の確認と変更 ◆◆

「画像」→「画像の情報」で解像度(ピクセル数)を確認

「画像」→「画像の拡大・縮小」で解像度変更
単位を「percent」にするとよい。

◆◆ カラー画像 → 白黒画像 ◆◆

「画像」→「モード」→「グレースケール」

◆◆ トーンカーブの設定 ◆◆

「色」→「curves」
入力は処理前の画素値、出力は処理後の画素値



処理後のヒストグラムが 0〜255 に広がるように変換関数を設定する。

◆◆ ぼかす/モザイクをかける ◆◆

ツールボックスウィンドウの「矩形選択」「楕円選択」
で領域を選択し、

「Filters」→「Blur」→「Gaussian Blur」  ガウスぼかし
「Filters」→「Blur」→「Pixelize」    モザイク処理

◆◆ スタンプツール ◆◆

1. ツールボックスの「スタンプで描画」をクリック

2. ブラシを選択する(堅さ)
  サイズを調節する

3. ctrl + クリック  でコピー元領域を選択

4. クリックでスタンプ元をコピー
   ドラッグでスタンプ元周辺をコピー

デフォルトでは新たにクリックした場所に
転写元の中心がくる。

前回クリックした場所との相対位置を維持したいときは、
「ツールオプション」タブをスクロールして見える一番下の
「Alignment」を「揃える」に設定すると、
2 回目以降のクリックは、1 回目のクリックの場所からの
相対位置が転写される。

◆◆ 文字の入力 ◆◆

1. 「ツールボックス」の「テキスト」を選ぶ。

2. ドラッグしてテキストボックスを作成する

「ツールボックス」下半分の「ツールオプション」で
フォント・色・サイズなどを設定する。

3. 文字を入力すると、新規レイヤーが自動生成される。
   レイヤーメニューは「ウィンドウ」→「ドッキング可能なダイアログ」
   →「レイヤー」

文字の修正
 テキストのレイヤーを選ぶ
 →「ツールボックス」で「テキスト」をクリック
 → 文字の上でクリックすると編集モードに入る
  → 四隅の四角をドラッグするとテキストボックスのサイズの変更

文字の移動
 テキストのレイヤーを選ぶ
 →「ツールボックス」で「移動」をクリック
 →「ツールオプション」で「アクティブなレイヤーを移動」をチェック
 → カーソルを文字のドットの上に持っていくと「十字矢印マーク」になる。
     この状態でドラッグ。
     少しでも文字のドットの上からずれると指差しマークになる。
     この状態でドラッグすると、メインの画像が移動してしまう。

◆◆ 直線の引き方 ◆◆

「鉛筆で描画」「ブラシで描画」などを選ぶ。

1. 始点をクリック
2. Shift を押しながら終点をクリック

文字を書いたときに自動生成されたレイヤーには
線を書き込めないようだ。

◆◆ 長方形・楕円の描き方 ◆◆

「矩形選択」「楕円選択」で選択する
「編集」→「選択範囲の境界線を描画」

◆◆ 写真とフォトフレーム画像の合成 ◆◆

背景が透明なフォトフレーム画像に、写真画像を「拡大・縮小」して
はめ込む方法

1. フォトフレーム画像と合成したい写真画像はあらかじめ、
   解像度を揃えておく。写真を少し大きめにしておく。

2. フォトフレーム画像を開く

   レイヤーウィンドウを表示しておく

   写真の方がピクセル数が多い解像度が高い場合が多いので、
  後の操作に備えて、ウィンドウサイズを大きくしておく。

3. はめ込みたい写真をクリップボードにコピーし、
  「編集」→「貼り付け」
  「フローティング選択範囲」というレイヤーが自動生成される。
   この状態では、このレイヤーに対する操作しかできない。

   右クリック → 「新しいレイヤーの生成」で普通のレイヤーにする。

4. 重なる順序を「↓」アイコンで変更する。

5. 写真の微調整

   拡大・縮小
     写真のレイヤーを選択
    「選択」→「選択を解除」
     ツールボックスの「拡大・縮小」アイコンをクリック
    画像をクリック
       shift を押すと縦横比を維持する
     拡大・縮小 ミニウィンドウの「拡大・縮小」ボタンを押すと確定

   適切な位置に移動させる

6. レイヤーの合成

   「画像」→「画像の統合」

◆◆ 画像の合成 ◆◆

ある画像の顔の部分だけを切り出し、回転させ、
別の画像に貼り込む。

a. 顔画像の処理

a1.「画像のレイヤーで右クリック」→「アルファチャンネルの追加」

a2. 領域を選択して切り出す。4 つ方法がある。詳しくは
    http://synclogue-navi.com/gimp-trimming
    ここでは 2 つ示す。
    
   (1)「楕円領域」

   (2)「前景抽出選択」
       クリック or ドラッグ してだいたいの領域を指定する。
          ↓
       enter を押すと消去する領域が濃い青色、残す領域が薄い青色になる。
          ↓
       Draw foreground にチェックを入れて残したい領域をドラッグ
       Draw background にチェックを入れて削除したい領域をドラッグ
       Stroke width はその都度適切な値に設定する

       それ以外の領域は Gimp が判断する
          ↓
       前景抽出選択のミニウィンドウの Preview mask にチェックを入れると
       選択する領域をプレビューできる。不満があるなら、上のステップにもどる
          ↓       
       前景抽出選択のミニウィンドウの Select をクリック

a3.「選択」→「選択範囲の反転」→ delete

a4.「選択」→「全てを選択」
   「編集」→「コピー」

b. 貼り付け先画像の処理

b1. 貼り付け

  「フローティング選択範囲」というレイヤーが自動生成される。
   この状態では、このレイヤーに対する操作しかできない。

   右クリック → 「新しいレイヤーの生成」で普通のレイヤーにする。

b2. ツールボックスの「移動」「拡大・縮小」「回転」で調整

b3.「画像」→「画像の統合」

b4. スタンプツールで境界付近を修正

◆◆ 印刷時のサイズ設定 ◆◆

ファイル ---- Page Setup

余白(ミリ)を設定して、目的のサイズにする。

例えば、縦 4 cm  横 4 cm に設定し、元の画像が縦 300 px, 横 400 px だったと
する。このとき、自動的に縦 3cm, 4 cm となって印刷される。
画像が縦長や横長になることはない。

◆◆ 画像の一部を別の場所にコピーする ◆◆

1. 矩形選択ツールでコピー元を選択する
   画面上で大まかに選択した後、
   ツールオプションウィンドウを利用して精密な指定をする
   切り抜きと同様に四隅の枠内でクリックして範囲を確定

2. 編集 --- コピー

3. alt + マウスドラッグ   で移動先を指定
   ツールオプションウィンドウを利用すると精密な指定が可能