PowerPoint 2013 の使い方 アニメーション

最終更新  2016.7.21


◆◆ 設定方法 ◆◆

「アニメーション」→「アニメーションの詳細設定:アニメーション ウィンドウ」
でアニメーション設定用の作業領域が右端に現れる。

設定したい図形を選択し、「アニメーションの詳細設定:アニメーションの追加」

既に設定したアニメーションを変更するときは「アニメーション」

(注意)

1 つめのアニメーションの設定は「アニメーション」からでも可能。
1 つの図形に複数のアニメーションを設定するとき、
2 つめ以降は「アニメーションの詳細設定:アニメーションの追加」で行う。
「アニメーション」から選択すると、既に設定したアニメーションを変更する。

◆◆ アニメーションの分類 ◆◆

1. 開始・・・図形がアニメーションを伴って出現する
2. 強調・・・既に存在する図形が変化する
3. 消滅・・・既に存在する図形がアニメーションを伴って消滅する
4. 軌跡・・・既に存在する図形が指定した軌跡に沿って移動する。

◆◆ 開始 ◆◆

◆ 最も単純なタイプ

- アピール  突然出現する

◆ 移動して目的の位置に止まるタイプ

- スライドイン    枠外から直線的に移動して目的位置で止まる
- バウンド      枠外からやってきて何回かバウンドして止まる

◆ 図形を隠しているものが移動するタイプ

- スプリット     ワイプが 2 枚の紙で行われたような効果
- ワイプ       図形を隠していた紙が上下左右に移動して図形が出現する
- 図形        図形を隠していた円が小さくなる
- ホイール      1/n 円の扇形が回転するように小さくなる
- ランダムストライプ ブラインドが開くような効果

◆ 図形自体が変形して目的の形になるタイプ

- フェード   だんだんと濃くなってゆく
- ズーム    次第に拡大(縮小)していって目的の形になる
- ターン    図形を板と考えたとき、板が回転する

◆ 複合型

- グローとターン   フェード + 回転
- フロートイン    フェード + スライドイン

◆◆ 強調 ◆◆

◆ 図形の変化(形状)

- パルス     点滅する
- カラーパルス  消滅するときの色を指定可能
- 拡大/収縮   拡大/収縮する
- スピン     1 回転する
- シーソー    左右に 10 度程度の回転を 3 回程繰り返す

◆ 図形の変化(色)

- 線の色
- 塗りつぶしの色
- 薄く       色が灰色になり元に戻る
- 暗く, 明るく    色が黒(白)に近づき、元に戻る
- 透過性, 補色 

◆ 文字の変化

- ブラシの色      図形の色が突然変わり、文字が 1 文字ずつ消えてゆく
- フォントの色
- 下線
- ボールドフラッシュ
- 太字表示
- ウェーブ  図形が揺れた後、
       左端の文字から右端の文字へ向かって 1 文字ずつ
       「上に移動して元の位置に戻る」という動作を連続して行う。

◆◆ 消滅 ◆◆

「開始」のアニメーションとメニューはほぼ同じ
「アピール」に対応するのは「クリア」

◆◆ アニメーションの軌跡 ◆◆

2 つのタイプがある

 (1) 軌跡に沿って移動して元の場所に戻ってくる
 (2) 始点と終点がある

「右クリック」→「頂点の編集」で軌跡は自由に変形することが出来る。
「閉じたパス」か「開いたパス」を選択することで、タイプ (1)(2) 間の変更も可能。

「軌跡を描く」→「フリーフォーム」は自分が描いた折れ線に沿って動く。制
御点を操作すれば曲線に変更可能。

「効果のオプション」→「タイミング:開始」を「直前の動作と同時」に設定し、
「強調」のアニメーションと同時に行うことにより、
軌跡上を移動しながら色が変化する動作も可能。