最終更新 2019.5.22
全ての段落に「スタイル」が設定されている。 「ホーム」→「スタイル」の右下の ▲ を押すとスタイルの ウィンドウが開く Word の左右の枠にドラッグするとドッキングする 「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」で 「編集オプション:書式の履歴を維持する」のチェックを外す。 表示されるスタイルの個数が少なくなり見やすくなる。 スタイルウィンドウ右下の「オプション」を押すと、 表示するスタイルの種類を設定することができる。 この授業の課題を解くときは、 「表示するスタイル」は「作業中の文書に含まれるスタイル」、 「スタイルとして表示する書式の選択」のチェックは全て外して おくと作業しやすい。 目的のスタイルが表示されないときは、 「表示するスタイル」を「すべてのスタイル」に設定する。 スタイルの種類はいくつかあるが、 「文字スタイル」と「段落スタイル」以外は 知らなくてもよい。 文字スタイル(右端に「a」マーク): 「ホーム」→「フォント」で指定する項目を指定する 段落スタイル(右端に「↓」マーク): 「ホーム」→「フォント」と「ホーム」→「段落」で 指定する項目を指定する リンクスタイル(右端に「↓a」マーク): 「文字スタイル」と「段落スタイル」の両方の機能を持つ。 新規にスタイルを作成したいときは、スタイルウィンドウ左下隅の 「新しいスタイル」 「基準にするスタイル」は「標準」 基準にするスタイルのデフォルト値は 「そのときカーソルがある段落」となるので、 スタイルを新規作成するときは、カーソルを「標準」に置く。 「標準」「見出し1」などのスタイルはデフォルトで存在する スタイルであり、削除はできない。 「段落スタイルの名前」をクリックすると、カーソルが存在する 段落にそのスタイルが適用される。 範囲を指定した状態で「文字スタイルの名前」をクリックすると、 その範囲に文字スタイルが適用される。 何も選択せずに「すべてクリア」をクリックすると、 カーソルがある段落のスタイルが「標準」に設定される。 個々の文字に設定した文字色、太字などはそのまま。 段落全体を選択した状態で「すべてクリア」をクリックすると、 全ての設定がクリアされ、スタイルは「標準」に設定される。 スタイルウィンドウの左下から二番目の「スタイルの詳細情報」 →「書式の詳細設定」で選択されているスタイルの情報が表示 される。スタイルの内容を把握したいときに便利。 長さに関する設定が「○行」ではなく、「○mm」あるいは「○pt」 になっているとき、0 と設定して一旦設定ウィンドウを閉じて、 再度開くと「○行」という表示になる。 ◆ スタイルの便利な機能 段落の設定項目に「同じスタイルの場合は段落間にスペースを追加しない」 がある。段落前・段落後の間隔を指定しても、同じスタイルが連続する場合は 無効となる。 「箇条書き」や「引用を表すインデント」などに用いる。 ◆ スタイル関連のバグ(Word2013 使用時。Word2016 は未確認) 現象: 新規に作成したスタイルを、段落に適用すると、 (スタイルで Century に設定しているにもかかわらず) 英数字が MS 明朝になる。 対処法: ファイルをセーブして一旦閉じて、もう一度開くと直る
独自の段落番号スタイルを設定することは推奨しない。 番号の振り直し時に問題が発生する。 「右クリック」→「一から再開」で番号の振り直しをすると、 その段落の左インデントとぶら下げが 「右クリック」→「リストとインデントの調整」で設定した値に変更されてしまう。 Word のバグであると思われる。 「リストとインデントの調整」は mm でしか設定できず、「○字」と 設定すると、微妙にずれた値(ex. 7.4mm となるべきところ 7.1mm となる) に設定される。自分で計算して設定する必要がある。 字送りが 10.5pt の場合、1 文字の横幅は 25.4÷72×10.5=3.7mm であるから、 番号の配置 = 左インデント × 3.7 [mm] インデント = (左インデント + ぶら下げ) × 3.7 [mm] である。
スタイルウィンドウの下端の左から 3 番目のアイコン「スタイルの管理」 →「インポート/エクスポート」
◆ ルビ ルビを振りたい文字列を選択した状態で 「ホーム」→「フォント:ルビ」 ◆ 四角で文字を囲う 「ホーム」→「フォント:囲み線」 ◆ ○や□や△で文字を囲う 「ホーム」→「フォント:囲い文字」 ◆ 横書きの中に「縦書き」で文字を組む あるいはその逆 「ホーム」→「段落:拡張書式▼」→「縦中横」 ◆ 均等割り付け 均等割り付けしたい文字列を選択した状態で 「ホーム」→「段落:拡張書式▼」→「文字の均等割り付け」 で割り付け後の文字幅を指定する。
まず、以下の設定が行われていることを確認する。 1.「ファイル」→「オプション」→「文章校正」→「オートコレクトのオプション」 「オートコレクト」と「入力オートフォーマット」のチェックを全て外す。 2.「ファイル」→「オプション」→「表示」 常に画面に表示する編集記号で全ての記号にチェックを入れる 縦書きの場合、インデントマーカーが表示されないので、 「表示」→「表示:ルーラー」にチェックを入れても 無駄だと思われる。 以下のノウハウを読むこと (1) 文字の配置 縦書きのときは「段落」→「体裁」→「文字の配置」は「中央揃え」 にするのが明快である(デフォルトは自動)。 雛形の docx ファイルの「標準」スタイルは既に上記のようにしてある。 (2) 白抜き文字 「ホーム」→「フォント:フォントの色」を白 「ホーム」→「フォント:蛍光ペンの色」を黒 蛍光ペンで黒くした部分の中央に文字が来るようにするには 「行間」 固定値 「体裁:文字の配置」を「中央揃え」 (3) 囲い文字 数字を丸で囲む場合のみ「1」と押して変換し、囲み文字を使う。 (4) 図形 shift キーを押しながらの操作 線を描く :方向が 0, 15, 30, 45...と 15°刻みになる 図形の回転:15°刻みに回転する 位置の微調整:カーソル移動キー (5) スタイルの作成 「標準」以外に以下のスタイルを作成する。 古文用 段落スタイル 古文本文:古文の本文用 古文注釈:古文の注釈のテキストボックスの中の文字用 文字スタイル 古文囲み文字:古文の中の丸や四角で囲んだ文字用 漢文用 段落スタイル 漢文ルビ:漢文のルビ用 漢文本文:漢文の本文用 漢文行間:漢文の行間用 文字スタイル 漢文返り点:漢文の返り点用
「挿入」→「ヘッダーフッター:ページ番号」 ページ番号のフォントやサイズなどを変更したいときは 「挿入」→「ヘッダーフッター:フッター」→「フッターの編集」
「挿入」→「表」では「表の各要素を囲む罫線」を設定した。 これ以外に Word には「文字を囲む罫線」と「段落を囲む罫線」がある。 文字を囲む罫線 「ホーム」→「フォント:囲み線」 段落を囲む罫線 「ホーム」→「段落:下罫線(右下のアイコン)」 メニューの名前は新規文書の作成直後は「下罫線」だが、ドロップダウンリストで 選ぶと、名称やアイコンの模様も変化する。 「段落の上」あるいは「段落の下」のみに罫線を設定すると、段落を区切る線になる 「水平線」という機能もある。 段落を囲む罫線はスタイルとして設定したほうがよい。スタイルとして 設定すると、文字と罫線の間隔を指定することができる。 段落を区切る線は「挿入」→「図:図形 ▼」→「線」で引く方法もある。
フォントの設定、文字の網掛けなどの書式のみをコピーすることができる。 コピーしたい書式が設定されている範囲を選択している状態で 「ホーム」→「クリップボード:書式のコピー/貼り付け」をクリックし、 次にコピー先をドラッグする。
番号の挿入 「参考資料」→「図表:図表番号の挿入」 フィールドが挿入され、スタイルは自動的に「図表番号」になる 章番号も入れる場合は「番号付け」→「章番号を含める」にチェックを入れ、 区切り文字を指定する。通常は「ピリオド」 番号の引用 「参考資料」→「図表:相互参照の挿入」 参照する項目:図 相互参照の文字列:番号とラベルのみ 番号の付け直し ctrl + A で文書全体を選択した後、F9 フィールドの表示・非表示 「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」→ 「構成内容の表示:フィールドの網掛け表示」 を「表示する」にすると、見やすい。 フィールドの内部情報を表示させるには、 「右クリック」→「フィールドコードの表示/非表示」 あるいは「Shift + F9」 全てのフィールドコードを表示するには「Alt + F9」
「ホーム」→「段落:アウトライン」→「新しいアウトラインの定義」 →「オプション(M)」のボタンを押す まず、「全てのレベルに設定」のボタンを押し、 全て 0mm に設定する。 レベルと対応づける見出しスタイル レベル1 → 見出し1 レベル2 → 見出し2 レベル3 → 見出し3 番号に続く空白の扱いは 「スペース」or「なし」 レベル2 の見出しは「1.1」のようにしたい。 「番号書式」のテキストボックスがそのような形式になって おらず、「ア」のようになっているときは、 「次のレベルの番号を含める」で上位レベルの番号を挿入し、 「このレベルに使用する番号の種類」を「1, 2, 3, ...」に設定し、 レベル1 とレベル2 を区切る文字(例えばピリオド)を手動で入れる。 スタイルウィンドウに「見出し1」などのスタイルが表示されないときは 「スタイルウィンドウ右下:オプション」 →「表示するスタイル:すべてのスタイル」
数式の入力方法は 2 つある。 1 つは Word2007 から新たに採用された方法で もう 1 つは Word95 の時代からある方法 (1) Word 2007 からの方法 「挿入」→「記号と特殊文字:数式」 「ホーム」→「フォント」でイタリックを選択しておくと 入力したローマ字がイタリックになる(数字や括弧はイタリックに ならない)。 (2) Word95 からある方法 「挿入」→「テキスト:オブジェクトの挿入」→「新規作成:Microsoft 数式 3.0」 デフォルトのフォントサイズは 12pt なので少し大きすぎる。 入力時に「サイズ」→「サイズの定義」でサイズを変更しておくか、 入力後に「数式を右クリック」→「オブジェクトの書式設定」→「サイズ」 で倍率を 80% などに設定する。
◆ 文字列の置換 「ホーム」→「編集:置換」 ◆ スペルチェック、表記チェック 英文のスペルチェック 自動で行う 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」→ 「Word のスペルチェックと文章校正:入力時にスペルチェックを行う」にチェック ↓ スペルミスに赤い波線 手動で行う 「校閲」→「文章校正:スペルチェックと文章校正」 和文のチェック 「ファイル」→「オプション」→「文章校正」→ 「Word のスペルチェックと文章校正:自動文書校正」にチェック ↓ スペルミスに赤い波線(ex.「。。」「ひう」) 文法誤りや表記揺れに青波線 (ex.「私は決して運動する」「コンピュータとコンピューター」) 右クリックするとメニューが表示される ◆ 文字数のカウント カウントしたい領域を選択した状態で「校閲」→「文章校正:文字カウント」 ◆ 文書ファイルの比較 「校閲」→「比較」で更新前と更新後の 2 つの docx ファイルを読み込むと 変更した箇所が表示される。 ◆ 変更した箇所を添削結果のように表示する 「校閲」→「変更履歴:変更履歴の記録」→「変更履歴の記録」で 変更記録を記録するモードに移る。 「校閲」→「変更履歴:変更内容の表示」で 「最終版(変更箇所/コメントの表示」」を選ぶと、削除、追加した 箇所が赤色で表示され、紙の上で添削したような表示になる。
私は以下のように割り当てている Ctrl + 1 上付き Ctrl + 2 下付き Ctrl + 3 イタリック Ctrl + 4 ギリシャ文字 「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」 → 左下の「ショートカットキー:ユーザー設定(T)」ボタン 保存先を適切な位置に設定する。 コマンドを選ぶと説明が左下に表示される。 目的のコマンドを選んだ後、「割り当てるキーを押してください」 のテキストボックスをクリックし、 「Ctrl + 2」のようにキーを押し、 「割り当て」ボタンを押す。 上付き ホーム-Superscript 下付き ホーム-Subscript イタリック ホーム-Italic ギリシャ文字 フォント-Symbol 図表番号を挿入 参考資料-InsertCaption
背景色を設定するにはいくつかの方法がある。 <文字単位> 「ホーム」→「フォント:蛍光ペンの色」 <段落単位(行末の空白領域は含まない)> 「ホーム」→「段落:塗りつぶし」 <段落単位(行末の空白領域も含む)> まず、独自のスタイルを新規作成する。次に 「スタイルの変更」画面 →「左下:書式」→「罫線と網掛け」→「網掛け:背景の色」