ubuntu 11.04 のインストール 覚え書き

最終更新  2024.04.01


◆◆ ユーザーの追加 ◆◆


左の一番上のアイコン(dash ホーム)
→ 下列 左から二番目のアイコン
→ ユーザーとグループ


◆◆ スクリーンセーバーとアイドル状態 ◆◆


システムメニューの「GNOME スクリーンセーバー」「電源管理」


◆◆ ソフトウェアのインストール ◆◆


GUI :

「システム設定」→「synaptic パッケージマネージャー」
こちらの方が初心者には見やすい。
sudo synaptic でも起動可能

CUI :

  $ apt-cache search xxxx
  $ sudo apt-get install xxxx
  $ sudo apt-get remove xxxx
  $ dpkg -l                  パッケージのリスト
  $ sudo apt-get update      パッケージのリストの更新

最初に入れたソフトウェア

ssh
telnetd
emacs23
mlterm
apache2
nkf
apache2-php
mysql
gimp
postfix
ftpd       apt-get ではエラーになるが、synaptic だと入った。

ftp と telnet は inetd.conf に書かれている。


◆◆ apache2 ◆◆


http://redtiger.tank.jp/wiki/doku.php?id=ubuntu-server-10-04:apache2
上記のサイトに設定ファイルの配置について詳しい説明がある。

・実行用ファイル

本体              /usr/sbin/apache2
起動用スクリプト  /usr/sbin/apache2ctl

起動              $ sudo /etc/init.d/apache2 [start|stop|restart]

・設定ファイル

設定ファイル   /etc/apache2/apache2.conf                大元のファイル

apache2.conf から

   mods-enabled/*.load
   mods-enabled/*.conf
   httpd.conf
   ports.conf        待ち受けポート
   conf.d/
   sites-enabled/

が include される。

Include conf.d のようにディレクトリが指定されいる場合、
指定されたディレクトリ中の全てのファイルが読み込まれるようだ。
従って、バックアップファイル *~ は削除せねばならない。
        ‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾‾
有効 (無効) にしたいモジュールは

   $ sudo a2enmod userdir
   $ sudo a2dismod userdir

とコマンドを打つと

   mods-available/*.(load|conf) ---> mods-enabled

のシンボリックリンクを張る(削除する)。

主要な設定や変更点は以下の通り

   sites-enabled/000-default       DocumentRoot
   conf.d/security                 サーバーの応答(バックアップファイル *~ の消去必要!!)

DocumentRoot を apache2.conf や httpd.conf で設定しても
sites-enabled/000-default の設定が優先するようだ。
apache2.conf の最後に書いてもダメである。

ただし、sites-available/default で 80 番ポートでの設定を
しているが、ports.conf で待ち受けポートを 81 に設定すると、
apache2.conf や httpd.conf の設定が生きる。

ログ           /var/log/apache2
DocumentRoot   /var/www

           --------------

・各ユーザーディレクトリを有効にする。

  $ sudo a2enmod userdir

  mods-enabled/userdir.conf  を確認する。

・php を有効にする

  $ sudo a2enmod php5

デフォルトの php5.conf は /var/www 以下では php を実行できるが
/home/*/public_html では実行を禁じているので、以下のようにコメントアウトする。

#            php_admin_value engine Off

・perl の CGI

最初の 2 行で

Content-Type:text/html
空行

を出力しないと、サーバーのエラーが発生する。
elf の apache では発生しないのだが・・・


◆◆ キー配置 ◆◆


「右上端アイコン」→「システム設定」→「キーボードメニュー」
ctrl キーを A の左にする。

emacs を使うには ESC を多用するので「半角/全角」キーを
esc にしたい。変換キーはスペース右の「変換」にしたい。
その方法が分からない。

「右上のキーボードのアイコン」をクリックするとキーボードの
メニューに入る。このメニューの操作方法が分からない。


◆◆ bash ◆◆


  起動時に .bashrc を読み込むので、
  以下の設定をしておくとよい。

export TERM=vt100
export LANG=C
export CANNAHOST=eclipse
export EDITOR='emacs -nw'

export PATH=".:~/bin:$PATH"
export CDPATH=.:~:/etc

alias ls='ls --color=never --show-control-chars -F'
alias ne='emacs -nw'
alias rm='rm -i'
alias cp='cp -i'
alias sc='. ~/.bashrc'

function title(){
   echo -n "]0;$1"
}

  LANGUAGE が設定されているときは LANG よりも LANGUAGE が優先する。
  kanri では LANGUAGE が設定されている。


◆◆ mlterm ◆◆


ターミナルは mlterm が良さそうである。
設定は .mlterm/main で行う。

.mlterm/main が存在しない場合は、
デフォルトの設定として /etc/mlterm/main を見るようだ。

ubuntu でインストールしたときに生成される /etc/mlterm/main は
アンチエイリアスを使っているため、文字がボケたような感じになり、
フォントも良くない。

kterm + k14 そっくりに設定する方法が
http://www.otacky.jp/files/main.mlterm にあるので、
それを多少改変して使う。

主な変更箇所は以下の通り。

use_xin = false             C-o は横取りせず、emacs に渡す

fontsize = 14
font_size_range = 14-30
use_anti_alias = false      これを怠るとフォントサイズが小さいまま
fg_color = white
bg_color = black
logsize = 1000

操作方法は

ctrl + 左ボタン長押し     : 文字コード選択、リセット
ctrl + 右ボタン押して離す : 詳しい設定画面


余談であるが、kterm は utf-8 を表示できないので使命は
終わったと思われるが、一応インストールしてみた。

ubuntu ではデフォルトで .Xdefaults は存在しない。
X のアプリの設定は昔は .Xdefaults で行ったが、
今は個別のアプリごとにホームディレクトリに .app-name/
というディレクトリを掘るようだ。

kterm 用に .Xdefaults を作成した。


◆◆ emacs23 ◆◆


当初、日本語が文字化けする問題に苦しんだ。
emacs21, 22 のコンパイルに挑戦するがダメ。
confgure は通るが make でエラーが出る。

emacs23 を使う。

.emacs .emacs.cfmode を eclipse からコピーして、
emacs23 用に修正する。

漢字入力は wxg を使う。以下の準備が必要。

yc

  yc-5.2.1.el が必要である。yc-5.0.0.el ではダメ。

.bashrc

  export CANNAHOST=eclipse

.emacs

  色々といじったので、どこが効いているのか分からない。
  恐らく (setq canna-server "eclipse") は必要。

2011.12.25 追記

鉋のホスト名は CANNAHOST で設定するか .emacs の中で設定するか
のいずれかで設定すればよい。


◆◆ X サーバー ◆◆


他のマシンの X Client の Window を開くことができない。

/etc/X11/xinit/xserverrc を編集

exec /usr/bin/X -nolisten tcp "$@"
      ↓
exec /usr/bin/X

効かない

/etc/init/gdm.conf の中に DisallowTCP はない

未解決のまま放置してある。


◆◆ gnome の不調 2011.10.19 ◆◆


コンソールで logout して再度 login すると、gnome のメニューが
全く出ないのっぺらぼうの画面になる。他のマシンからネットワーク
経由で login して

  $ ps aux | grep user-name

して gnome-session のプロセスを

  $ sudo kill -9 PID_of_gnome-session

するとログイン画面に戻る。

ログインするとき下のメニューで

ubuntu classic

を選ぶとログインできるが

ubuntu
ubuntu user defined

はダメ。

ubuntu classic でログインできても、ユーザーアカウントの
アプリケーションが起動できないので、困る。

ホームディレクトリの .gnome .gnome-pri...  のディレクトリ名を
変更しても駄目。

synaptic パッケージマネージャーで Gnome を
アップグレードすると、マウスもキーボードも効かなくなった。

ネットワークからログインして reboot する。

Web で調べて以下の解決法を見つけた。

  $ sudo apt-get remove gnome-panel
  $ sudo apt-get install gnome-panel

これで元通りになった。


◆◆ uid の変更 ◆◆


2 人目のユーザーとして yabu を作成すると 1001 になる。
GUI ツールで 5707 に変更しても効かない。

一旦 uid=1001, gid=1001 で作成した後、

   $ sudo vipw
   $ sudo emacs -nw /etc/group

で uid, gid を変更し

   $ sudo chown -R yabu yabu
   $ sudo chgrp -R pioneer yabu

として手作業で修正した。


◆◆ postfix 2011.10.20 ◆◆


ファイルの場所

  /etc/postfix/main.cf
  /var/log/mail.log

$ sudo /etc/init.d/postfix restart

$ postconf             設定値を全て見る
$ postconf mydomain    変数 mydomain の値を見る
$ postconf -n          デフォルトからの変更点のみを見る
$ postconf -d          デフォルト値を見る

    ---------

relayhost を空白にしておくと、自分が受け取るドメイン以外は mx を引く。

relayhost を指定すると、自分が受け取るドメイン以外は relayhost に
static 配送するようだ。

ただし、relayhost = eclipse と書くと mx で eclipse を引き、
失敗し、配送できない。/etc/hosts は見ないようだ。
とりあえず、ip アドレスを直接書く。

    ---------

メールの確認方法

emacs で確認するのが一番手軽なようだ。

M-x rm   RMAIL モードに入る

p,n      メッセージの移動
h        リスト表示
f        そのメール表示

m        メール作成
C-c C-c  メール発送


◆◆ mysql のインストール ◆◆


設定ファイル   /etc/mysql/my.cnf
起動と終了     $ sudo /etc/init.d/mysql (start|stop|restart)

my.cnf の変更点 (以下の2行を追加)

default-character-set = utf8
skip-character-set-client-handshake

最初に初期データベースを構築する必要があるようだ。
以下のコマンドを実行した覚えがある。

$ sudo mysql_install_db
(参考)
http://dev.mysql.com/doc/refman/4.1/ja/access-denied.html

パスワードが設定していない状態で mysql を起動すると

ERROR 1045 (28000): Access denied for user 'yabu'@'localhost' (using password: NO)

というエラーが出る。これを解消するのに以下の手順を踏む。

1. root のパスワードを設定する
2. root のパスワードを消す
3. user=root で mysql コマンドを起動し、
   ユーザー yabu のパスワードを設定する。
4. yabu のパスワードを消す

1. root のパスワードの設定

(参考) https://lists.ubuntu.com/archives/ubuntu-jp/2010-September/002946.html

$ dpkg -l | grep mysql

で mysql のパッケージ名を調べ、

$ sudo dpkg-reconfigure mysql-server-5.1

で新しい root パスワードを設定する。
2 回目を打ち込んでから帰ってくるまで、
かなり時間がかかるのに注意。

2. root のパスワードを消す

$ mysqladmin -u root --password=xxxx password ""

3. ユーザ yabu のパスワードの設定

$ mysql --user=root mysql

新規ユーザの追加
 (以下の例は誰もが全てのデータベースにアクセスできる設定
  なので、テスト用には良いが本格運用には不適切かもしれない)

mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO yabu@localhost
    ->     IDENTIFIED BY 'pass-yabu' WITH GRANT OPTION;

mysql> exit

4. ユーザ yabu のパスワードの消去

$ mysqladmin -u yabu --password=pass-yabu password ""

これでパスワード無しでの使用が可能になる。


◆◆ mysql のデータベースファイル本体の場所 ◆◆


/etc/mysql/my.cnf に

datadir = /var/lib/mysql

と書いてある。上記のディレクトリ以下にデータ本体が
格納されているようだ。

上記のディレクトリに cd しようとすると、パーミッションが
ないため、拒否される。

root になって cd する。そのために、root のパスワードを

  $ sudo passwd root

で設定し、

  $ su - root

で root の権限を手に入れる。


◆◆ php から mysql を呼び出す ◆◆


$ sudo apt-get install php5-mysql
$ sudo apt-get install phpmyadmin   <----- おそらく不要


◆◆ mysql の使い方 ◆◆


(注意!)

インストールした直後に存在する information_schema, mysql という
データベースを削除してはならない。

mysql というデータベースにユーザー情報などが入っている。

削除してしまった場合は

$ sudo mysql_install_db

を実行してデータベースを 1 から作り直す必要がある。

     ---------

> show databases;            データベースのリスト
> create database ytest;     新規作成
> drop database ytest        データベースの削除
> use ytest                  データベース ytest の使用

> show tables;                                       テーブルのリスト
> create table ydata (no int, name varchar(10) );    テーブル作成
> drop table ydata;                                  テーブルの削除

> select * from ydata;                               データのリスト
> insert into ydata (no, name) values (1,"yabu");    データの挿入
> delete from ydata where no=1;                      データの削除

    ----- php から使えるかどうかのテスト手順 ----

手動操作

> create database ytest;
> use ytest
> create table ydata ( no int, name varchar(10) );
> insert into ydata (no, name) values (1,"yabu");
> insert into ydata (no, name) values (2,"taniguti");

sample.php

<?php
    $link = mysql_connect('localhost','yabu','');

    if ( !$link ){
       print(mysql_error());
    }

    print('<p>接続成功</p>');

    $db = mysql_select_db('ytest',$link);
    $result = mysql_query('select * from ydata;');

    print("<p>$result</p>");

    while($row = mysql_fetch_assoc($result)){
        printf("<li>%s</li>", $row["name"]);
    }
?>

◆◆ OpenPNE 3.6 のインストール 2011.10.24 ◆◆


OpenPNE3.6.0 をインストールする。
サイトから zip ファイルをコピーしてきて unzip し、
~/OpenPNE3.6 というディレクトリ名にする。

Web サイトの「セットアップ手順」に従ってインストール作業を
行う。

  $ cd ~/OpenPNE3.6/config
  $ cp ProjectConfiguration.class.php.sample ProjectConfiguration.class.php
  $ cp OpenPNE.yml.sample OpenPNE.yml

OpenPNE.yml の設定値を環境に合わせて変更する。

base_url: "http://192.168.xx.yy/~yabu/openpne"
mail_domain: "salamander"                      <---- 意味ないと思う
mail_smtp_host: "mailsrv.nara-edu.ac.jp"

  $ ./symfony openpne:install

  DBMS              : mysql
  username          : yabu
  database hostname : localhost   (salamander では駄目)
  database name     : openpne36

以上でインストールは完了する。

ブラウザからのアクセスのため

  $ cd ~/public_html
  $ ln -s /home/yabu/OpenPNE3.6/web openpne

web/.htaccess を以下のように修正

Rewrite      /~yabu/openpne/

       -------

apache2 の rewrite モジュールを入れないと、login 画面は出るが
次の画面に進むと、404 not found エラーが出る。

  $ sudo a2enmod rewrite
  $ /etc/init.d/apache2 restart

php の APC モジュールは使用を推奨と書いてあるので
以下のように入れるが、効いているかどうか分からない。

  $ sudo apt-cache search php | grep APC
  $ sudo apt-get install php-apc
  $ sudo /etc/init.d/apache2 restart

設定ファイル

/etc/apache2/sites-enabled/000-default    DocumentRoot を openpne にするとき
/etc/apache2/mods-enabled/userdir.conf    /home/yabu/public_html/openpne 以下の設定


◆◆ nfs の設定 2011.10.25 ◆◆


(1) インストール

  $ sudo apt-get install nfs-common         <-- client 用
  $ sudo apt-get install nfs-kernel-server  <-- server
  $ sudo apt-get install portmap            <-- server

(2) /etc/exports を書く

/home/yabu         eclipse(rw,sync,no_subtree_check)
/var/lib           viper(rw,sync,no_subtree_check,no_root_squash)

salamander:mysql が所有するファイルを viper:root が
アクセス可能にするため no_root_squash を付ける。

(3) 設定を反映させる

$ sudo service portmap restart
$ sudo /etc/init.d/nfs-kernel-server reload

(4) 確認

$ sudo exportfs


◆◆ resolv.conf が消される問題 2011.10.28 ◆◆


apt-get を実行して tex をインストールしようとすると

Something wicked happened resolving 'jp.archive.ubuntu.com

というエラーが出る。

http://d.hatena.ne.jp/nixeneko/20100528/1275040300

によると、このエラーの原因は
/etc/resolv.conf の設定が不適切なことにある。

/etc/resolv.conf を見ると、空になっている。
リブートすると NetworkManager が空の resolv.conf を
自動生成するらしい。

http://l-w-i.net/t/ubuntu/network_001.txt

に解決法が載っている。それに従って、

  $ sudo service network-manager stop              (1)
  $ sudo update-rc.d -f network-manager remove     (2)

を実行したが、ダメである。

(2) を行っても /etc/init.d/network-manager が消えない。
しかも、(2) を実行すると sudo が効かなくなる
 (一旦 logout して再度 login すると戻る)。

  $ sudo rm /etc/init.d/network-manager

を実行してもよいものか自信がないので、とりあえず、
応急処置として、正しい resolv.conf を /etc/resolv.conf.org として
置いておき、

  /etc/rc.local

において、

  cp /etc/resolv.conf.org /etc/resolv.conf

と書く。/etc/rc.local は network-manager の起動後に
実行されるようだ。

なお、rc.local というファイルは

  /etc
  /etc/init.d

の両方にある。/etc/rc.local を呼び出す箇所は

  /etc/rc[1234].d/S99rc.local
  /etc/init.d/rc.local

などにあり、どこから呼ばれているのかよくわからない。

resolv.conf は

nameserver 202.236.176.168

としておく。


◆◆ TeX のインストール ◆◆


  $ sudo apt-get install xxx

入れたパッケージのリスト

  texlive
  texlive-math-extra
  ptex-bin
  xdvik-ja

以上で以下のコマンドが使えるので、
TeX の環境は整ったといえる。

  platex
  xdvi
  dvips
  gs

dvips, gs がいつの間にかインストールされている。
設定は ~/.Xdefaults で以下のように行う。

# xdvi

XDvi*Foreground: black
XDvi*Background: #ffffb0
XDvi*BorderColor: red

# ghostscript

ghostscript*background: #ffffd0
ghostscript*foreground: black
ghostscript*geometry: -0+0

xdvi の起動時の設定は alias で
以下のように設定する。

alias xdvi='xdvi -geometry 970x1140-0+0 -xoffset 3.0cm -yoffset 1.0cm -s 6'


◆◆ samba 2011.10.31-2011.11.4 ◆◆


インストールは

$ sudo apt-get install samba

で行う。
/etc/samba/smb.conf が設定ファイルである。

起動は

$ sudo smbd -D
$ sudo nmbd -D

でも動作するが、

$ sudo /etc/init.d/smbd (start|stop|restart|reload)

が正しい方法のようだ。

    ------- smb.conf の修正箇所 ------

workgroup = ワークグループ名     <---- 関係ないかもしれない
security = user                  <---- unix のアカウントを持つユーザのみ samba の
                                       アカウントを与える
username map = /etc/samba/smbusers  <--- Share Definitions より前に書くことが必要
                                         Authentication のセクションがよい

[homes]
  comment = Home Directories
  browseable = no
  read only = no
  valid users = %S    <--- これをコメントアウトのままだと、一旦 login に成功すると
                           あらゆるユーザーの home にアクセス可能になる。

    -------- ここまで ------

smb.conf の中はデフォルトで

unix password sync = yes

になっているが、unix の login パスワードを入れても
認証に失敗する。よくわからない。

$ sudo smbpasswd -a user-name

で各ユーザの初期パスワードを設定する。

Windows からの接続は

\\192.168.xx.yy
\\unix-machine-name

のいずれでも接続できるようだ。

C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts
にマシンの名前を書き込まなくても名前で
接続できる。理由は不明。

     ---------------

Windows のユーザー名と samba のユーザー名が異なる場合
smb.conf の Share Definitions より手前に

username map = /etc/samba/smbusers

のようにユーザー名のマッピング用のファイルを指定し、
smbusers の中に

tanaka = A00112

のように unix-user-name = win-user-name の形式で
対応表を書く。

ログイン可能か否かの確認は

  $ smbclient -U win-user-name '\\unix-machine-name\unix-user-name' smb-password

で行う。

    ----------------

samba の正しいユーザー名とパスワードを入れても
「既に接続されています。複数の接続は許可されていません」という
意味のエラーが出ることがある。

この場合は、Windows マシン (XP, 7) を再起動すると
接続できるようになる。原因は不明。


◆◆ pop サーバ 2011.11.1 ◆◆


$ sudo apt-get install ipopd

でインストールは完了する。

しかし telnet で接続すると、
user コマンドを入れた直後に、何を入れても

-ERR Unknown AUTHORIZATION state command

というエラーが帰ってくる。

/etc/c-client.cf というファイルを作成し

set disable-plaintext nil

と書けば、平文パスワードを受け付けるようになる。
/usr/sbin/ipop3d は inetd から呼ばれる。


◆◆ OpenPNE 2.12 のインストール 2011.11.11 ◆◆


OpenPNE 2.12 をインストールする。
3.16 とはインストール方法が全く異なる。

(1) ファイルの展開

   OpenPNE-2.12.20.2.tar.gz

をダウンロードしてきてホームディレクトリで展開し、
ディレクトリ名を少し変える (これは私の趣味)。

   $ cd ~
   $ tar zxf OpenPNE-2.12.20.2.tar.gz
   $ mv OpenPNE-2.12.20.2 OpenPNE2.12

OpenPNE2.12 以下にファイルが展開され、
その中の public_html ディレクトリ以下が
Web 公開用ディレクトリである。

(2) セットアップ

セットアップガイド (html 形式) が setup 以下に
あるので、ブラウザで表示し、印刷しておく。それに従って
作業を進める。

   $ cd OpenPNE2.12
   $ chmod -R 0777 var/*
   $ cp config.php.sample config.php

config.php を変更。
変更点は以下の通り。

   OPENPNE_URL
   _OPENPNE_DSN_LIST     ここでのデータベース名を覚えておく
   ENCRYPT_KEY

(3) データベースの設定

   $ mysql
   > create database openpne_db_name default character set utf8;
   > exit

   $ cd setup/sql/mysql41/install
   $ mysql -u user_name --default-character-set=utf8 openpne_db_name < install-2.12-create_tables.sql
   $ mysql -u user_name --default-character-set=utf8 openpne_db_name < install-2.12-insert_data.sql

(4) 公開ディレクトリの設定

   とりあえず、以下のディレクトリを OpenPNE の
   ディレクトリにする。

   ~user_name/public_html

   $ cd ~
   $ ln -s OpenPNE2.12/public_html public_html

(5) apache の設定

   /etc/apache2/mods-enabled/userdir.conf を編集し、
   ~user_name/public_html に対して以下の設定を行う

   Options FollowSymLinks
   AllowOverride All

(6) 以上で管理画面にアクセスできるようになる。

最初に管理画面にアクセスすると、
データベースがないというエラーが出た。

しかし

   $ mysql
   > show databases;
   > use openpne_db_name
   > show tables;

とすると、データベースはある。

もう一度、ブラウザからアクセスすると、管理画面が
現れた。原因は不明。


◆◆ login 画面が固まってしまったときの処理 ◆◆


login 画面がハングアップしたときの処理方法は以下の通り。

(1) 別のマシンから telnet か ssh でログインする
(2) ps aux で gdm-simple-slave のプロセス番号を探す
(3) $ sudo kill PID_of_gdm-simple-slave

gdm-simple-slave ではなく gdm-session-worker だったかも?


◆◆ apache の php モジュール 2011.12.2 ◆◆


dns に登録されていないマシンからのアクセス(ex. サブネット内)が
来た場合、応答が 5 秒ほど遅れる。

逆引き出来ないのが要因と思われる。

/etc/nsswitch.conf を見ると

hosts: files mdns4_minimal [NOTFOUND=return] dns mdns4

と書いてある。

根本的な解決策ではないが、/etc/hosts に IP アドレスを書くと
遅れはなくなった。


◆◆ libX11.a を使うプログラムのコンパイル 2013.5.29 ◆◆


   % sudo apt-get install libX11-dev


◆◆ fortran のインストール ◆◆


   % sudo apt-get install gfortran


◆◆ プリンタの接続 2014.1 ◆◆


「右上の歯車マーク」→「システム」→「プリンタ」

自動的にネットワークを検索して 192.168.xx.yy の 562dn を
見つけ出す。

プリンタドライバとして OKI C5400 の PS を選ぶ。
プリンタのタイプとして「DNS-SD 経由の lpd プリンタ」を選ぶ。

以下の設定が行われる

file: /etc/printcap
line: lps2|OKI MC562dn:rm=salamander:rp=lps2:

file: /etc/cups/printers.conf
line:
........
DeviceURI dnssd://OKI-MC562-ACFC1B._printer._tcp.local/
........

dnssd://OKI-  と 192.168.xx.yy がどのように結びつくのかは不明


◆◆ mail コマンドを使えるようにする 2014.8.12 ◆◆


   $ sudo apt-get inatll mailutils

◆◆ opencv のインストール 2015.9.10 ◆◆


   $ sudo -s
   # apt-get update
   # apt-get install libopencv-dev

salamander で起動したプログラムは lenovo の cygwin では
まともに写るが、denki2 の Astec-X では表示がおかしくなる。