Windows の基本操作

最終更新  2012.5.15


◆◆ 京都教育大学のパソコン環境 ◆◆

電源を入れてからログイン画面まで 1 分。
ログインしてからデスクトップが使えるようになるまで 2 分

一旦、電源を切ると初期化される項目がある

・エクスプローラの設定
 例:メニューを表示するか否か 登録されている拡張子を表示するか否か

・タスクバーの設定
 タスクバーに追加したソフト
 ジャンプリスト(タスクバーに表示されているソフトが開いたファイルの履歴)

・Word, Excel, PowerPoint などの設定
 ex. 「Office ボタン」→「Word のオプション」で指定した項目

・「送る」メニューに追加した項目
 一般のパソコンでは「スタート」→「プログラムとファイルの検索」で shell:sendto
 として開くフォルダにショートカットを入れると「送る」メニューに追加される。

◆◆ 主要なアプリの起動方法 ◆◆

・インターネットエクスプローラ(略称IE)・・・ Web ブラウザ
  タスクバーのいちばん左

・エクスプローラー ・・・ ファイル操作
  タスクバーの左から二番目 or デスクトップの「コンピューター」アイコン or
  「スタート」「ドキュメント」

・Web メール
  デスクトップの「Mail」アイコン

・Office ・・・ Word, Excel, PowerPoint
 デスクトップの「オフィス」アイコン

・cygwin が入っているので Unix を使える人は使うとよい。

◆◆ Windows の基本操作 ◆◆

ウィンドウ操作
 Aero シェイク(左右に振る)でそのウィンドウ以外を最小化
 左端、右端に持ってくるとページの半分
 タスクバー右端をクリックするとデスクトップの表示(トグル)

タスクバーの操作
 タスクバーの設定: タスクバーの何もない場所で「右クリック」→「プロパティ」
 タスクバーにアプリを追加する方法: 
   タスクバーにアイコンをドラッグ or 
   プログラムアイコンを右クリックして「タスクバーに表示する」
   (ただし京都教育大学の IPC では再起動で元に戻る)

 タスクバーのプログラムアイコン上で右クリック:ジャンプリスト

画面のキャプチャ ・・・ 下記の操作で画面がクリップボードにコピーされる
 PrintScreen     画面全体
  Alt + PrintScreen   アクティブなウィンドウのみ

  ペイントを起動し「クリップボード:貼り付け」→「イメージ:トリミング」
  PowerPoint を起動し「クリップボード:貼り付け」

◆◆ エクスプローラーの使い方 ◆◆

ファイルを整理、削除するためのソフトウェア

タスクバー左から 2 番目のアイコンをクリックすると起動する。
そのほかにもデスクトップの「コンピューター」アイコンをクリックするなど、
起動方法は複数ある。

自分のファイルは「Z: 」と表示されているドライブに保存する。
「ライブラリ--ドキュメント」でも同じ場所に保存される。

エクスプローラ操作の基本

 Ctrl-x(切り取り)  Ctrl-c(コピー) Ctrl-v(貼り付け) Ctrl-a(すべて選択)
 Shift + クリック(範囲を選択)  Ctrl + クリック(個別に選択)
  上記の操作は Windows のほぼ全てのアプリに共通

 ファイルの並べ替えは「名前」と表示されている場所をクリックする。
 もう一度クリックすると逆順に並ぶ

 メニューバーの表示:「整理」→「レイアウト」→「メニューバーにチェック」
 しかし一旦電源を切ると元に戻る
 
 デスクトップにショートカットを作成する:
  「ファイルを左クリック」→「右クリック」→「送る」→「デスクトップ」

 「★お気に入り」で右クリックすると現在表示されているフォルダが
 お気に入りに登録される。便利なので使えるようにしたほうがよい。

 階層構造を上にたどるには「▼ライブラリ▼ドキュメント」などと表示されている
 場所でクリックする

 フォルダを「右クリック」→「プロパティ」でそのフォルダ内の全てのファイル容量の
 合計が表示される。

ライブラリ ---- いくつかのフォルダの内容をまとめて表示する
 ライブラリは混乱を招く可能性があるので、Windows に慣れない間は使わなくてよい。

=== 課題作業 ===

◆◆ IE の使い方 ◆◆

「google」「yahoo」「薮哲郎のホームページ」をお気に入りに登録する
右上の検索ウィンドウに yahoo などと入れる

メニューバーの出し方 「メニューバーが配置される場所付近で右クリック」
→「メニューバー」

リンク先を開くとき ctrl を押しながらクリックすると新しいタブ

IE に表示されている画像、リンク先のファイルを手元のパソコンに
ダウンロードするには「右クリック」→「○○○を保存」

◆◆ ファイルの種類 ◆◆

拡張子で区別する

テキスト: txt
画像    : jpg, png, gif など
音声    : wav, mp3, m4a など
動画    : avi など
固有データ: docx, xlsx, pptx など

zip 圧縮ファイル(多数のファイルをまとめて 1 つにしたもの)の展開方法: 
  「右クリック」→「全て展開」

ファイルの扱い方 ・・・ 基本はダブルクリック

=== 課題作業 ===

◆◆ 日本語の入力 (MS-IME2007) ◆◆

変換モードの切り替え 半角/全角
変換         スペース
文節区切りの変更   Shift + 左右矢印キー
変換前に戻す          Esc
変換文節の変更    左右矢印キー
確定         Enter
表示する候補を増やす  >> マークをクリック

文字の入力方法
  ん: nn
  ぢ: di
  づ: du
 「ぁ」のような小さい文字: x の後に入力

単語登録:IME のアイコンの「ツール」
手書き入力:IME アイコンの「IME パッド」
ヘルプ:IME アイコンの「?」マーク

< 練習1 >
メモ帳か Word を起動し、以下の作業を行いなさい。 1.「今日歯医者に行く」と入力しなさい(文節区切りを変更する練習) 2. 人名「雅啓(まさひろ)」を単語登録し、一発で変換できるようにしなさい。 3. 次の漢字を IME パッド(手書き入力)を使って入力しなさい。 个 娃 乂
< 練習1 ここまで >

◆◆ メール ◆◆

To: Cc: Bcc: の意味

 To:  宛先
 Cc:  カーボンコピー
 Bcc: ブラインドカーボンコピー

 配送先は To: Cc: Bcc: の全て
  Bcc: のアドレスはメールのヘッダに現れないので、
  Bcc: に送ったことは差出人以外は知らない。

  Bcc: の使い方の例
    多数の人に同一のメールを送りたい。
    ただし、宛先の人同士がメールアドレスを知る事のないようにしたい。
    このとき To: を自分に設定し、Bcc: に多数の宛先を連ねる。

Reply-to:
  受信したメールに Reply-to: が設定されているとき
  そのメールに「返信」すると「宛先」は Reply-to: で指定されたアドレスになる。
  Reply-to: が設定されていないときは「宛先」は「差出人」になる。
  京教大の Active! mail では Reply-to: の設定はできないようだ。

添付ファイルと容量
  添付ファイルの容量が大きすぎるとメールの配送途中で
  エラーが発生することがある。
  目安としては添付ファイルのサイズは 1MB 以下にするのが望ましい。
  
メールのマナーについては 美人研究員は見た!ビジネスメール事件簿 の記事が参考になるかも

< 練習2 >
3 人でペアになる。A, B, C とする。 A は B, C にメールを出す。宛先に B, Cc に A, Bcc に C のアドレスを記述する。 A, B, C には同一のメールが届く。届いたメールの「送信者」「宛先」を観察する。
< 練習2 ここまで >

◆◆ クリップボード ◆◆

ウィンドウズには「クリップボード」と呼ばれる領域がある。
「コピー」でクリップボードにコピー
「貼り付け」でクリップボードから取ってくる。

データの形式
 テキスト 画像(ラスターデータ) 拡張メタファイル(ベクトルデータ)
 ファイル名 アプリ固有の形式

Word, PowerPoint などで「コピー」を実行すると
様々な形式でクリップボードにコピーされる。

Word, PowerPoint で単に「クリップボード:貼り付け」を選択すると
不本意な形式で貼り付けられることがある。

「クリップボード:形式を選択して貼り付け」を選ぶと
貼り付けられるデータ形式を選ぶことができる。

クリップボードの中を閲覧するソフトは Windows 付属の clipbrd あるいは
このソフト を使う。

< 練習3 >
1. IE でどこかの Web サイトを表示し、その一部をクリップボードへコピーする。 2. Word の文書に 2 つの方法で貼り付け、比較する。 (a) 単に「貼り付け」 (b)「貼り付けの下の ▼ 印」→「形式を選択して貼り付け」→「テキスト」
< 練習3 ここまで >

◆◆ 配色の設定 ◆◆

Windows のデフォルトでは、ウィンドウの背景色は白
まぶしくて目が疲れると感じるときは灰色にする。

「デスクトップ上で右クリック」→「個人設定」→「ウィンドウの色」
→「デザインの詳細設定」→「アクティブウィンドウのウィンドウ内をクリック」
→「色1(L):」を変更  R=G=B= 210〜220 くらいが良いと思う。