イラストレーター CS6 の覚え書き

初版作成  2018.3.30
最終更新  2024.04.01


◆◆ CS2 の覚え書き ◆◆


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◆◆ テキストボックスのモード ◆◆


2つのモードがある。

(1) 改行記号を入れないと改行されないテキストボックス
(2) 横幅を指定すると自動的にそのエリアに流し込むテキストボックス

作成時にドラッグすると (2)、クリックすると (1) になる。
CC 以降は枠の右外にある点をダブルクリックすることで
切り替えることができるそうだが CS6 では無理なようだ。

◆◆ 高解像度ディスプレイの対策 ◆◆


1920x1200 24' のディスプレイ 100% で使うには問題なかったが、
3840x2160 32' のディスプレイ 150% で使うと、メニューの文字が
非常に小さく見づらい。アイコンも小さすぎる。

解決法は ここ に載っている。

Illustrator CS6 をタスクバーにピン止めしている場合

タスクバーで右クリック ---> Illustrator CS6 (64bit) で右クリック
---> プロパティ

互換性 ---> 高DPI設定の変更
---> 高いDPIスケールの動作を上書きします システム(拡張)


◆◆ 文字スタイルの設定 ◆◆


ウィンドウ --- 書式 --- 文字スタイル

右上のアイコンをクリック --- 新規作成

スタイルの変更
 スタイル名の上でダブルクリック:スタイル名の変更
 空白の場所でダブルクリック  :スタイルの設定の変更


◆◆ ウィンドウのドッキング ◆◆


分離状態のパネル同士をドッキングさせる:
  あるパネルの下端にもう片方のパネルをドラッグする

分離状態のパネルをメインフレームに組み込む
  ウィンドウの縁へドラッグ

2 つの分離パネルが横にドッキングし、離れない
  片方のパネルのタグでない場所(上から 2 段目の領域)をドラッグ

◆◆ 矢印を書く ◆◆


「ウィンドウ」→「アピアランス」

線を書いて「アピアランス」の「線」をクリック

中央すぐ下に「矢印」のメニューがある


◆◆ 矢印のカスタマイズ ◆◆


C:\Program Files\Adobe\Adobe Illustrator CS6 (64 Bit)\Support Files\Required\Resources\ja_JP\矢印.ai

を書き換える。

(1) デスクトップに「矢印.ai」をコピーする。
    オリジナルのファイルは「矢印_org.ai」のようにファイル名を変更しておく。

(2) ウィンドウ --- シンボル  でシンボルウィンドウを表示する

(3) 改造元となる矢印を 1 個選び、▼三  マークを押し、
    シンボルの複製  を選ぶ

(4) 下方のシンボルオプション  のアイコンで名前の変更

(5) ダブルクリックして編集

      拡大率を 1600% のように大きくする
      見本となる矢印を隣にコピーしてきて色を灰色にして重ねる
      アンカーポイントの切り替えツールを用いる

(6) デスクトップにある「矢印.ai」を元の場所にコピーする。

新しく作成したシンボルは「シンボルオプション」「削除」のアイコン
が灰色になっていることがある。

一度ファイルを閉じて、再び「矢印.ai」を開くと灰色は解消される。謎。

◆◆ 矢印を描く ◆◆


1. 線を描く
2. ウィンドウ → 線   で線のウィンドウを表示
3. 右上の ▼三  マークを押し「オプションを表示」
4. 矢印 のドロップダウンメニューで形状を選択する


◆◆ sin 関数を描く ◆◆


CS2 にあったフィルタメニューは廃止された。

直線を書いて、変形する。

効果 --- パスの変形 --- ジグザグ(滑らか)

オブジェクト --- アピアランスの分割

(必要に応じて)
オブジェクト --- パス --- アンカーポイントの追加

(注意!)

オブジェクト --- パス --- パスのアウトライン

は輪郭がアウトライン化されるので、拡大縮小すると線幅も
拡大縮小される。

◆◆ はさみツール ◆◆


消しゴムツールの中にある。


◆◆ 文字列のセンタリング ◆◆


CS2 にあった文字列の「左寄せ」「センタリング」「右寄せ」の
アイコンが CS6 にない。

文字列を選択して、ツールバーが「テキスト」になっている状態で
右端付近の「段落」を押す。


◆◆ スウォッチの作成 ◆◆


ウィンドウ --- スウォッチ

でスウォッチパネル(色を選択するパレットウィンドウ)が開く。
1 つ 1 つの色を「スウォッチ」と呼ぶらしい。

(a) 新しいスウォッチを追加する

下端、右から二番目の「新規スウォッチ」

(b) 自作したスウォッチパネルを他のファイルでも使う

b1. 左下隅のスウォッチライブラリメニュー ---> スウォッチの保存
b2. 別のファイルにおいて
    右上隅のメニュー ---> スウォッチライブラリを開く ---> ユーザー定義

こうして開いた自作スウォッチのウィンドウを消したときに、
再び開く方法が分からない。もう一度、b2. の操作をするのか?


◆◆ 座標軸のとりかた 2019.6.14 ◆◆


CS2 は左下が (0,0) だった。
CS6 はアートボードをどこに置くかによって、
以下のどちらかが選べる。

「ファイル」→「ドキュメント設定」で指定する。

裁ち落としを上下左右 3mm(デフォルト値)にとるとき、

                 X        Y
・左下が (0,0) y 軸は上向き増加  105
・左上が (0,0) y 軸は下向き増加  105 mm   148.5 mm


(参考)

線の座標位置は以下の通り

(0,3)---(10,3)   のとき x = 5  w = 10    y = 3  h = 0


◆◆ 角丸四角形の半径の変更 2019.9.19 ◆◆


アピアランスウィンドウの角丸四角形の
文字をクリック


◆◆ 長方形を書こうとすると平行四辺形になってしまう 2019.9.19 ◆◆


表示 ---> 遠近グリッド ---> グリッドを隠す


◆◆ レイヤー ◆◆


ウィンドウ --> レイヤー  でレイヤーのウィンドウを表示

左端の目玉マーク:表示するか否か
そのすぐ右   :ロックするか否か
レイヤー名称の右の領域:クリックするとそのレイヤーが active 化
レイヤーをドラッグ:順序の変更

◆◆ ダイレクト選択ツールでハンドルが表示されない ◆◆


表示 ---> 境界線を表示 (ctrl-H)

「境界線を隠す」のモードになっていると、
ダイレクト選択ツールで図形を選択しても、ハンドルが
表示されない。ハンドルを表示するか否かは
「境界線を表示する」「境界線を隠す」で決まる。
ctrl-H でトグル動作するので、
何らかの誤操作により ctrl-H を押してしまった場合に
「ハンドルが表示されない」という現象がおこる。

◆◆ 選択ツールで選択できない ◆◆


「選択ツール」のアイコンを押した後、図形を選択しても
選択できない。「ダイレクト選択ツール」で選択した
状態になるとき、以下のように操作する。

表示 --> バウンディングボックスを隠す

◆◆ ウィンドウの表示がおかしくなったとき ◆◆


f を何回か押す

◆◆ ダイレクト選択ツールが機能しない ◆◆


ダイレクト選択ツールを選択して、ベジェ曲線を選択しても、
節点や制御点が現れないとき

「表示」→「境界線を隠す」をオフにする

◆◆ 選択した色がくすんだ色になる ◆◆


カラーピッカーで色を選択して OK を押す。

もう一度、その色を指定し直そうとすると、先ほど選択した
色とは異なる色になっている。

ファイル ---> ファイルのカラーモード ---> RGB

CMYK モードにすると CMYK で表現できる範囲内に強制的に
変更されるようだ。

◆◆ カーソルが「鉛筆マークの横に駐車禁止のマーク」になる ◆◆


レイヤーがロックされている
ロックを解除

◆◆ 線で囲まれた領域を塗りつぶす ◆◆


関係する線を選択
編集→ライブペイント→作成
ツールボックスのメッシュツールでライブペイントを選択

ツールボックスで色を選択
  ↓
カーソルを移動させると塗りつぶす領域が赤太枠で示される
左クリックで塗りつぶし